製作風景

規格外のデザインが多いのが美濃クラフト。
だからこそ、職人の手で、一つ一つ丁寧に仕上げています。
こだわりのモノづくり現場を一部ご紹介。

サンドブラスト

天然石材・タイル・ガラスなど
表札を製作する上での文字を彫る工程です。
ほとんどの素材に文字を彫ることができるこの技術は、美濃クラフトの心臓部ともいえます。
職人の経験と技術で素材や文字の形によって最適な深さで彫り込みます。
仕上がりは素材によって異なり、素材が持つ質感や手触りを引き出します。

アルミ鋳物

アルミ鋳物シリーズ、インゴットライトなど
様々な文字を創るのに向いている砂型を使い、一品一品、手作業で流し込みます。
摂氏600度以上の高温で溶かしたアルミを流し込む様はまさに芸術。
また、様々な形やテクスチャを自由につくりあげられるのも
アルミ鋳物の魅力のひとつです。

アイアンクラフト

アイアンクラフト表札シリーズ
美しい曲線を持つアイアンクラフトは、
熟練した職人の絶妙なハンマー仕上げと溶接技術の成せる技。
職人の「技術と経験」、そして一番大切な「感性」を鉄という素材に注ぎ込み、
一品一品丁寧につくりあげられます。

塗装

表札をつくりあげる際の大切な仕上げの工程になります。
ムラなく美しい単色塗りやエイジング加工に加え、
「これが塗装!?」と思うビックリさせるような様々な塗装方法、新しい表現を日々研究しています。
 

サンドブラストの様子です。左側の加工機は、実際は安全のため扉をしっかり締めてから作業を行います。

サンドブラスト加工後の商品です。加工箇所以外はマスキングされています。

彫りこみ部分に銀色の着色を行いました。
素材や色によって様々な表情を見せてくれるのも魅力です。

炉で溶かしたアルミを混ぜ、不純物を取り除きます。

炉の内部は約600~700℃!
夏場の作業場は40℃以上になることもあります。

長さのある商品は職人2人で息を合わせて。
商品に応じてアルミの温度や流し込む速さを調節しています。

一晩おき、砂型を砕き表札を取り出します。

個性豊かなアルミ鋳物商品たち。
様々な形やテクスチャを自在に作ることが出来ます。

文字を磨く作業です。
均一に光らせるのも職人の腕のみせどころです。

取付ボルト用の穴をあける作業です。

リューターという機械を使い、細部を調整します。

細かな凹凸などを丁寧に取り除きます。

まずは素材作りから。長い鉄の棒を切断します。
一本一本、必要な長さを計算しながらの作業です。

鉄の棒を約1,000°に熱してからたたき、先端を細くします。

熟練の曲げ技術!瞬く間に美しい曲線が生まれます。

時には曲げる部分を熱して、冷えて硬くなる前にすばやく曲げます。

ググっと曲げるパワーとスピードと正確さはまさに職人技!

立体的な葉っぱは、葉脈を叩きで表現しています。

ひとつひとつ手作業で製作したパーツを組み合わせます。

パーツを溶接。はみ出る部分は削って丁寧に仕上げます。

ハンドメイドの立体感が魅力のアイアンクラフト商品の完成です!

ポストの塗装作業です。
様々な方向から何層にも塗り重ねていきます。

ムラなく美しい仕上がりになるように、塗る箇所によってスピードを変えたり、塗料の出る量を調整して塗っていきます。

同じ塗り方でも、塗装する色によって仕上がりが異なるため入念にチェックします。

様々な形の表札を1点1点、丁寧に作業をします。

エイジング加工の様子です。ひとつひとつ丁寧に作業をしていきます。

本来見えない裏側もしっかりと作業します。

少しでも自然な風合いに近づけるため、職人同士で品質をチェックすることもあります。

エイジング加工前の状態です。

加工後の商品です。細部までこだわったエイジング加工により、温かみある風合いに仕上がっています。